風は運ぶよ
君の薫りを
深呼吸一つ
君と繋がる
いつかどこかに
ゴールはなくても
過ごした日々は
宝物だろう
同じ時代に生まれてきたことで
出会いもしたが別れも来るだろう
その真実と向き合う勇気を
くれたのは君だから
共に生きてくことって きっと
名前を呼び合い愛を感じるためだけじゃなく
僕も君もいつか自分の名前さえ
分からなくなっても
優しくその手を繋いでいること
大好きな歌も
大切な日々も
忘れてしまう
時が来てもさ
君のその手だけは
ちゃんと分かるように
記憶の底に
焼き付けておこう
何度も何度も強く握りしめ
喜びも悲しみも刻んだ分だけ
皺だらけになった手のひらを
愛しく思えるから
人が愛し合うことって きっと
心にかけた鍵を預けてしまえることで
開け放った先にある
醜さや弱ささえ
何もかも全部
優しくこの手で包んであげるよ
微笑んでいる
君の隣で笑う
繰り返してく
笑顔のループ
共に生きてくことって きっと
名前を呼び合い愛を感じるためだけじゃなく
僕も君もいつか自分の名前さえ
分からなくなっても
優しくその手を繋いでいること
いつまでもずっと変わらず
その手を繋いでいること